12月7日からは「大雪」でしたね。

本格的に冬が到来するころ、

雪が積もり、

新年の準備を始める「正月事始め」もこの頃から始まります。


さて、「二十四節気」よりさらに細かい

「七十二候」


10日頃まで「閉塞成冬」

「そらさむくふゆとなる」と読みます🙄

11日から15日まで「熊蟄穴」

「くまあなにこもる」


「国語の模試の最後の漢文っぽい?」と思った人



発祥は古代中国

それを日本の風土や気候に合わせて何度も改訂され

現在のものは明治7年にできたものだそうです。

それにしても


何故、古代中国や日本はこんなに季節を細分化したのでしょうね?
まず、共通点を探して「仮説」をたててみましょう。

自由研究のネタにしても良いですよ!




皆さん、気になって仕方がなかったのではないでしょうか?😀



まず、今回は

の話をします。


特に、勉強に関することは
自分の実力次第とわかっていても、

やっぱり、なんとなく買ってしまったり

お土産で貰ってしまったり…

悪いことではありません。

『験(げん)を担ぐ』

これも日本の文化です。


さて、まず重要なのは

お寺や神社で売っている

お守りやお札には

神様や仏様(本霊/ほんりょう)の分身(分霊/ぶんりょう)が

宿っていると考えられているので、

分身だけ持って行っても、本体と繋がっていません。

まず、本体にご挨拶が礼儀です。

この辺りは、次回

『願掛けのお作法』で詳しく説明します。

ちなみに、数え方は1体、2体です。



有効期限は1年間


しかし、この「1年間」

・『買ってから365日』説

・『1月1日から12月31日まで』説

があるんですよね…


基本的には、年始に新しい歳神様がやってくる

(新年の幸せや一年の豊作をもたらすために、高い山から家々を訪れる)

と考えられています。

風習として、新年の初詣で頂き、次の初詣でお返しし、

また新しいものを頂くというのが根付いているための『12月31日』説のようです。


そうなると、
1月1日に買っても、

12月31日まで。


12月31日に買っても、

12月31日まで。



と、なってしまいますよね…😩


どちらの説を採用するかは個人の自由ですよ!


ただ、12月31日は「大祓(おおはらえ)」

一年の全てをキレイサッパリお祓いしてしまう日です。

お寺でも、「除夜の鐘」で108ある「煩悩」を

鐘の音とともにキレイサッパリするので、

頂くなら、1月1日からのほうがなんとなく、
ご利益があるような気がしませんか?


しかし、お土産などで
人から贈り物として貰うこともありますよね

こちらは、

くれた人の思いもこもっているので
ご利益があると言われています。

本当に、気の持ちようです。


有効期限の切れたお守りですが、

本来は頂いた神社やお寺に

お礼の気持ちを込めてお返しするのがお作法です。

売っているからには、返納する場所があるところがほとんどなので、

境内を探せば「古札納付所」という箱か場所があるはずなので、

そこへお返ししましょう。


が、他の地方のお守りやお札、

帰省の時に買ったり、お土産で貰ったものだったり…

「返しに行けない!」😨

となった場合は、

同じ神様や同じ宗派のところへならお返しできます。

…まぁ、近くに見つからない場合もありますよね。

近くの神社やお寺の納付所に託せることもあります。


が、場所によってはお断りだったり、
追加のお気持ち💰が必要だったり、になります。


見つからなかったら、お正月に飾った門松やしめ縄、

書き初めなどを持ち寄って燃やす火祭り行事の

「どんど焼き」でお焚き上げしてもらうのも

1つの方法のようです。

まぁ、1年に限らず

合格祈願のお守りであれば受験が終わったとき、

病気平癒のお守りであれば病気がよくなったとき、

それぞれが役割を終えたときが返納の時期とも言えます。


お返しすることの時も考えてゲットしましょう。



もちろん、ずっと手元に置いておきたい場合もあるでしょう。

現在はお守りも多様化していますので、

素材も様々、チャームやブレスレットのようなものだったら

ずっと持ち歩いていたいと思いますよね。

そのような場合も、粗末に扱わなければ大丈夫、

という考えもあるようですよ。



さて、本番のどこで頂くか?


これは『願掛けのお作法』にも関わってきます。