昨日から、九州も寒気に襲われています。
今年最後のブログになります!

さて、お待ちかね、
『願掛けのお作法』についてです。
まず、どの寺社へ向かえば良いのか、からですね。
なにせ、神様の数は八百万(やおよろず)、
限りがないほど多く、
そして仏様も様々、宗派も様々です。
しかし、
日本人には少なくとも2柱の神様が
常に守ってくださっている、と考えられています。
まず、日本で産まれた人には、
出産が行われた土地の守り神が
『産土神(うぶすながみ)』
を担当し、産まれた瞬間から死ぬまで、
一生見守ってくださるそうです。
産院から一番近い神社の神様ですね。
そして、先祖の神様、『氏神(うじがみ)』
例えば、源氏の氏神様は八幡神です。
中学の時の古文『扇の的』で
那須与一が「南無八幡大菩薩…」と念じたのは、
そういうワケだったんですね。
さて、我々の氏神様は?
…わからないですよね!🙄
なので、
・七五三を行ってもらった神社の神様
・住んでいる家から一番近い神社の神様
のどちらか、またはどちらも
節目の年齢の儀式を行った場所の神様
もしくは、現在、住んでいる土地の守り神に
『氏神』を担当してもらいます。
昔は、産まれた土地からあまり離れることは無かったので、
どちらも同じ神様の場合も多かったようです。
ありがたいことですね。
さて、では
我々、勉学に励む者が願掛けすべき神様仏様はというと?
やはり、第一候補は
天満宮(てんまんぐう)や天神社(てんじんしゃ)
学問の神様、天神様。
ご存じ、菅原道真のことです。
このような実在の人物が神様になっている例は多くあります。
特に非業の死を遂げた人が怨霊となり、
災い(疫病、天災など)をもたらすと恐れ、
その霊を鎮め、『怨霊』を『御霊』とし、
神として祀ることで神様になって頂くのを
「御霊信仰(ごりょうしんこう)」といいます。
有名なのは「日本三大怨霊」と呼ばれる
菅原道真、平将門、崇徳天皇、です。
偉人では、
空海(弘法大師)
安倍晴明
織田信長
豊臣秀吉
徳川家康(東照大権現)
などの人物も神様として祀られています。
さて、他に学業や受験のご利益のある神様仏さまは?
才能を遺憾なく発揮して諸事万端に治める偉大な知恵の神、
文学・学業の神として崇敬されている
八意思兼命(やごころおもいかね)
ご存じ、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
日本の総氏神とされる日本の代表的な神さまで、
万能な神徳で学業や合格といったご利益も備えます。
日本神話の英雄として有名な、
大和武尊命(やまとたけるのみこと)
武力だけでなく智力にも優れ、
様々な困難を乗り越えてきたため、
勝負強さから試験合格のご利益があるとされます。
さらに
天岩戸神話に登場する神々の一神であり、祝詞の神さま。
藤原氏の氏神を祀る春日大社の祭神として知られる、
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
諸願成就、学業成就、出世開運などのご利益があります。
景行・成務・仲哀・応神・仁徳と各5代の天皇に仕えたとされる
武内宿禰(たけうちのすくね)
天皇を補佐する宰相を長く務め、
その間に多くの功績を残したため、
立身出世、試験合格などのご利益があります。
気長足姫尊(おきながたらしひめみこ)
応神天皇の母、神功皇后
勝運を授ける神として入試合格の神徳を備えます。
八幡神社に行けばともに祀られています。
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
天孫ニニギ尊の父神
諸願成就の神徳を持ち、入学や就職のご利益があります。
天之御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
八百万の神々の頂点に位置する神
最高神や始原神とされ、ご利益も幅広く、
学業上達のご利益も含まれます。
仏教では知恵の文殊菩薩。
ご利益は受験合格・学業成就・家内安全などです。
「三人寄れば文殊の知恵」の語源ですね。
国東の文殊千寺は、日本三大文殊も1つです。
ちょっと調べただけでもこれだけの神様が出てきますし、
これは、ほんの一部です。
…なんか、どこでも良いような気がしてきましたよね?☺
他にも、神社によって、主な神様の他に
他の神様の祠も一緒になってお祀りされていることも多く
その中に学業関連の神様があることも…
お寺にも神様の祠があることも多いので、
本当に、どこでもOKだと思います。
なんせ、国東は神社もお寺も山ほどありますからね!

さて、参拝の仕方ですが、
最低限のマナーは守りましょう。
・鳥居や門の前では一礼
(神仏の家の門や玄関や入口を入ると考えます)
・手水(ちょうず)の使い方
(花粉症の人の家に花粉は持ち込めませんよね)
・お賽銭は投げない
(おかねだいじに)
・神社では、二礼、二拍手、一礼
(礼は最敬礼の90度以上が必須です)
・住所氏名年齢を伝えること
(どこの誰かわからなかったら見守りようがないです)
・すぐにお尻を向けない
などなどです。
お寺は宗派によって違うようです。
しっかり予習してから参拝に行きましょう。
しかし、ここで
自身の努力もなく、本当に神様に丸投げの願い事は本末転倒です。
願いが叶わなかったことも神様のせいにして
その後も反省などしなくなってしまいますよね。
あくまで「験担ぎ」です。
出だしは、
良く見かけるトイレのポスター
「いつもきれいに使ってくれてありがとうございます」
と同様に
「いつも見守ってくださってありがとうございます」
で始めましょう😀
『精一杯努力しますので、見守ってください』
と、神様へ決意表明をすると思うのが良いとされます。
そして、お守りと同様に
成就のあかつきには、
お礼の参拝「お礼参り」もしましょう!

最後に、神様と同様に
保護者の方や、
学校の先生方、
もちろん我々も
応援して見守っていることを
心に留めておいてくださいね。
さて、次回はおみくじについて説明します。
引いて、すぐに近くに結びがちですが、
手元に置いて、折々に見返しても良いようです。
今年はぜひ、とっておいてよく読んでみましょう!



