ふと耳を澄ますと、
もう初音が聞こえる季節です。
こんにちは。
国東夢道塾、秋吉です。
はい、『初音』
ボーカロイドさんじゃないですよ
春の季語ですよ
ウグイス、ホトトギスなどの鳥の、その年初めて鳴く声のことです。
ウグイスは最初は下手ですよね。😂
「ホー…ホキョッ?」
「ケキョケキョキョッ?キョッ…?」
ツッコミが止まりませんが、
徐々に、大きく長くなっていくんですよね。
毎年、成長を感じます。
敏感に季節を、成長を感じていきましょう!
最近は梅、種類によっては桜、次々と蕾をほころばせています。
さて、次なる行事は桃の節句です。
と、いえば
お雛様ですね。

昨今はお内裏様とお雛様の2体だけの飾りが多いですね。
私の雛人形は7段飾りで、出すのも仕舞うのも大変でした。
今は…倉庫の2階の…どこかにある?たぶん?
母方の家にあった、お雛様は、上のほうに縁側みたいな部分があり、
そこに三人官女を置く、凝った造りのもので
それは素敵なもので✨
なんなら、自分のより好きでした😍
祖母が市に寄付したそうなので、
日田市の雛祭り会場のどこかで活躍しているはずです。
さて、いつもの秋吉ですから、
「お内裏様と、お雛様って、誰なのさ?」
そんな話題が出てきますね。
歴史、由来、起源をみると、
古代中国の災厄を払う行事「上巳の節句(じょうしのせっく)」が日本に伝わり、
平安時代の貴族の「ひいな遊び(人形遊び)」と結びついたもの、とされています。
子供に災いがふりかからないように、
病気や穢れを人形(ひとがた)に身代わりさせて川に流した
「流し雛」がはじまりとされます。
「桃」は旧暦(また出ました『旧暦』)の3月頃に咲き、
魔や邪なものを祓うとされています。
日本の神話「古事記」でイザナギが死者の国の住人に桃の実を投げつけて
退かせています。
(ちなみに最悪の神様夫婦喧嘩エピソードでもあります)
古代中国では、
中国神話の崑崙山(こんろんさん)に住むとされる
最高位の女神、西王母(せいおうぼ)が不老不死の桃(仙桃)を
漢の武帝に与えたという伝説があるとか。
この仙桃が川に落ちて、どんぶらこと流れ流れて
桃太郎が産まれたとか。
さくらんぼでも、無花果でも、柿でもなく、
桃でなければだめな理由はこういうことなんですね。
では、次に
お内裏様とお雛様のどちらが主役なのか考えてみましょう。
女児の健やかな成長と幸福を願う行事という意識があるので、
雌雛がメイン、主役だと思いますよね。
そこで、日本には古くから
「左方上位(左側の方が位が高い)」
という考え方があります。
ですから左大臣と右大臣では、
左大臣の方が格上になります。
なので、お雛様の位置は左、向かって右側です。
こういうことですね。

武器である刀を抜く時とも関係があります。
時代劇、特に戦国時代が舞台だとこう。


社会人になったら絶対に必要な一般常識、
おエライさんにどこに座っていただけばいい?「上座(かみざ)」
下っ端はどこに座るべき?「下座(しもざ)」
このように、出入り口から遠いか、近いかです。
ちなみに、これも覚えておきましょう。

さて、ここまで、主役の場所を考えてきました。
現代の多くの地域ではこれが主流になっています。
ここからは、主役ではなく「誰なのさ?」問題です。
そもそも『内裏』ってどこですかね?
古典常識の基本ですね。
天皇(帝/みかど)の住んでいる場所です。
つまり、「お内裏様」は天皇(帝/みかど)です。
い ち ば ん の お エ ラ イ さ ん
なので、日本の古き良き伝統を守り、
かつて都があった京都の方などは
お内裏様のほうを左側(向かって右側)に配置します。
お雛様はその后、つまり中宮
と、いうことになりますね。
この、お雛様の配置、
時代の変化に合わせて、どちらでも良いとされています。
どちらを選ぶか、どの考えを尊重するかは自由です。
さて、今回も雛祭りだけで
様々なことを学んでしまいましたね✨
本格的に春が近づいてきて、
次なるステップもすぐそこです!


